みなさんシロアリの事、防除作業のことに対して様々な疑問があると思います。
その疑問に答えていきます。
A.シロアリは自然界では主に倒木や落ち葉などを食べます。人間の生活圏では、木材や紙、畳、本、段ボールなどを好んで食べます。
A.シロアリは家を食べるつもりはありません。
たまたま、たどり着いた先に住宅の木材があっただけなんです。
その木材もシロアリにとっては、生木ではないただの死んだ木なのです。
彼らは自然界では分解者として活躍していますが、我々人間の住宅でもついつい自分たちの仕事をやっちゃうのです。
A.ヤマトシロアリ(新潟県の建造物に被害を及ぼす主な種)は湿った木材を好みます。硬い木材より、柔らかい木材を好んで餌にする傾向があります。
ヒノキなら食べないかというと、そんなことはなく、ヒノキでも辺材(材料の外側の部分)を加害することが確認されています。
心材(木材の中心部で硬い)なら加害しないかと言うとそんなこともなく、心材しかそこになければ、それをたべます。
A.床下の湿気の有無がシロアリ発生の主な原因かと言うと、そうではないんです。
土壌が乾燥していているのに、シロアリが発生することがありますし、湿気が多くてもシロアリがいないところもあります。
昔はシロアリ対策に床下換気扇は有効だという業者がいましたが(今でもいるのかな?)、腐朽菌対策には有効かもしれません。
A.昔の業者のセールストークで「お隣でシロアリ駆除しています。こちらにシロアリが逃げてくるといけませんから、こちらでも工事しませんか?」このように言われた人が沢山いたんだと思います。
そして、その言葉を真に受けて、シロアリは駆除すると近所に逃げていくと信じている人がいます。これは迷信です。
そもそも、シロアリはそこにあなたの家があるなんて知りません。
仮にその後、シロアリの被害に遭っても、ご近所の駆除工事との因果関係があるとは考えられません。ご近所で工事をやっても、やらなくても被害に遭っていると考えられます。
全ての住宅に、シロアリ被害の可能性はあります。被害を防ぐには調査、対策しかありません。
A.ベタ基礎にも継ぎ打ちという工法(一般的な工法です)で建てられた住宅は、実際に毎年数棟の住宅でシロアリの被害が確認されています。
それは基礎にクラック(ヒビ)が入ったり、隙間が生じたりする場合がありますので、そこからシロアリが侵入してくるのです。
継ぎ打ちに対して、一体打ちという工法だと、シロアリ発生のリスクはかなり減ります(ゼロではない)。
また、基礎断熱工法を採用している場合は、断熱材を経由してシロアリが侵入してくることが、近年増えています。
シロアリ駆除をメインに害獣・害虫駆除の依頼を受け付けております。
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