ヤマトシロアリを駆除するには


日本では家屋を加害するシロアリは四種類います。その中でも新潟県を含む日本のほぼ全土に生息しているシロアリがヤマトシロアリという種類です。

 

ヤマトシロアリは北海道の一部を除いた日本全土、及び韓国、中国に広く分布しています。

ヤマトシロアリは特別に加工した巣を持つシロアリではありません。餌場が巣を兼ねていて、食べ尽くしては移動を繰り返します。

シロアリは蟻道というトンネル状の通路を作り、その中を移動します。

蟻道は木材の粉や土、自分たちの排泄物などを分泌液で固めて作られます。

イエシロアリという固定巣に作る種類に比べるとヤマトシロアリの女王の卵巣は大きくならず、住処の移動に適した状態を保ちます。

その代わり、1日に産卵する卵の数はおよそ25個程度と多くありません。

 

ヤマトシロアリの被害の拡大の仕方ですが、縦方向よりも、横方向に広がる傾向にあります。しかし家屋の2階まで被害が及ぶこともあ流ので、注意が必要です。

ヤマトシロアリは、湿気を多く含んだ木を好んで食べる傾向にあります。しかし、行動範囲に水分を補給できる場所があれば、乾燥した木材もなんの問題もなく加害します。

 

ヤマトシロアリは地下シロアリです。地面の下から発生してきます。ですので、駆除、予防の際には地面への薬剤散布がとても重要になります。

そして、加害された木材にも薬剤を注入することも大切です。ヤマトシロアリは分散しやすいですから、さまざまな被害場所へ薬剤を注入する必要があります。

 

 

秘密を公開。シロアリ駆除はこのようにします


薬剤処理の様子

シロアリ駆除のために床下ではどのような作業が行われているのでしょうか?

 

暗い床下での作業では、ヘッドライトを点けて作業するのが一般的です。

床下をヘッドライトの明かり(充分明るいんですよ)で被害箇所、蟻道(シロアリの通り道)を見落とさないように、しっかり確認しながら進みます。

 

まず、シロアリの被害が木部に及んでいる場合、木部にドリルで穴をあける必要があります。ドリルで開けたその穴に薬剤を注入するためです。

なぜ木部に薬剤を注入する必要があるかというと、シロアリは木部の内側を食べながら、そこを巣にしてしまうからです。

シロアリに食べられた木部は、中身がスカスカになっているので、薬剤を注入すると、木部の内部に充分に入っていきます。

この作業を怠ると、シロアリが駆除しきれずに、シロアリたちはまた家屋を加害してしまいます。生き残ったシロアリたちが木部を食べながら、住処もどんどん移動して行くのです。

 

そして、地面への薬剤の散布(リキッド・トリートメント)です。この土壌への薬剤散布は、シロアリの駆除・予防の作業でも重要で、効果的な作業です。

地面そのものを薬剤でコーティングするイメージで私は薬剤を散布しています。

そうすることによって、地面全体に薬剤によるバリアが形成されて、地中からシロアリが侵入してくることを長期間防ぐことができるのです。

 

床下での我々作業員の移動は、標準的な床下の高さがある住宅でも、ずっと匍匐前進(ホフクゼンシン)で行われます。

 

被害箇所への薬剤注入、土壌への薬剤散布を隅々まで行えば、床下での作業は終了です。

今使われているシロアリ用の薬剤は低臭性で、ほとんど匂いがしないものを使用していますので、匂いが心配の方も安心して工事の注文をして下さい。

ただ、カビが多い床下での作業では、どうしてもカビ臭くなってしまいますので、ご了承下さい。

 

さらに、玄関や勝手口のコンクリートの下に、薬剤を注入する方法(スラブ・トリートメント)もあります。

 

木部に薬剤を注入した時の様に、コンクリートにもドリルで小さな穴を開け、そこへ細いノズルを差し込み、機械で圧力をかけて、コンクリートの下の土壌へ薬剤を注入します。

 

一般的な薬剤散布、注入によるシロアリ駆除・予防はこの様にして行われています。

ヤマトシロアリの駆除のまとめ


新潟県で家屋を加害するシロアリの種類はヤマトシロアリ。

ヤマトシロアリは、餌場を巣にして、巣ごと移動しながら被害を広げている。

ヤマトシロアリの女王の卵巣は、移動するために他の種類に比べると小さい。

横方向に被害が広がる傾向にある。

乾燥した木材でも水源があれば加害することができる。

駆除、予防では土壌への薬剤散布が重要。 

被害箇所へは薬剤を注入すること。



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