玄関や勝手口、それに在来のタイルのお風呂場での薬剤処理によるシロアリ対策についてお話します。
今挙げた場所は、作業員が床下から状況を直接目視で確認できない場所です。
ですので、特殊な方法でシロアリ駆除・予防のために薬剤処理します。
![玄関における薬剤処理(シロアリ駆除)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=666x10000:format=png/path/s1175efa7bf8a8e66/image/i9fe9bc97cbf15d93/version/1571039349/%E7%8E%84%E9%96%A2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%96%AC%E5%89%A4%E5%87%A6%E7%90%86-%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AA%E9%A7%86%E9%99%A4.png)
まず、ドリルでコンクリートに穴をあけます。タイル張りのところには、目地に穴をあけます。そして、その穴にノズルを入れて、薬剤を注入します。注入した後はモルタルで穴をふさぎ作業完了です。
穴をあける間隔や、注入する薬剤の量などは作業する人、被害状況などにより変化します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=666x10000:format=jpg/path/s1175efa7bf8a8e66/image/i567d323842e3b8e1/version/1571039732/image.jpg)
コンクリートに囲まれているので一見安全そうですが、玄関というのは、実はシロアリの被害が多く発生する場所なのです。
コンクリートの継ぎ目、経年によって生じたヒビや、隙間などからシロアリは侵入してきます。
ですので、上の写真のような方法で薬剤処理をする必要があります。
シロアリによる玄関への被害は、ベタ基礎工法の住宅も、布基礎工法の住宅も同く発生しますので、注意が必要です。